体が良くなる人、良くならない人の違い

明けましておめでとうございます。

さて、医薬品が市場に出回る前に行われるダブルブラインドテストというものがあります。

ダブルブラインドテストとは、本物の薬と、デンプンなどで作った偽薬を用いて行う臨床試験ですが、服用する本人には、どちらを服用したのかを一切知らせていません。その効果判定を調べます。

通常、本物の薬の方が良い成績なのですが、不思議なことにデンプンで作った偽薬に反応して改善する人がいます。

医者の中には、デンプンで反応した患者を「めでたい人」と言っています。しかし考えようによっては、「めでたい人」ではなく、「凄い力を持った人」なのです。

何故ならば、デンプンを新薬と思い込み、自分の自然治癒力を最大限に発揮させて病気を改善するのですから…。

体が劇的に良くなる人とは

優整体センターにも様々なタイプのお客様が来られます。当院には、どこに行っても何をしても良くならない方々が来られますが、その中で劇的に改善する人は、実はデンプンで反応するタイプの人なのです。

デンプンで反応するタイプの人の特徴は、素直に人の話を聞いてくれる人です。この反対の人は、何かにつけて疑い深い、否定的な人です。このように書くと、たいてい否定的な人は怒り出すかもしれません。

ネガティブな(否定的な)感情を持っている人の特徴は、朝から夜眠るまで不安感や恐怖が繰り返し頭でリフレインするため、交感神経が優位になります。すると、自律神経のバランスが乱れることになります。

自律神経のバランスが乱れると体は冷えます。冷えると昔から万病の元と言われていますが、自律神経の乱れの他に、基礎代謝の低下、胃腸の低下、免疫力の低下、血行不良などを引き起こします。

私が言っていることを科学的に証明した医師がいます。以前のブログ記事で、「健康 不健康の分かれ道」 高橋弘憲著 (第三文明社)の話をしました。

そのところを抜粋します。高橋弘憲さんは内科医です。新鮮血を顕微鏡で見ながら、健康状態を把握する従来の西洋医学にはない新しい手法を取り入れています。

「血液の中には、赤血球、白血球、血小板の他に、糖分、脂肪滴などの栄養分や、様々な老廃物、更にカビなども映ることがあるそうです。そして、生きた血液には、その人の身体や心の情報がよく反映されているみたいです。

例えば、夫婦喧嘩をした時、カンカンに怒ることがあります。その血を採血して顕微鏡で観ると、本来丸く赤い赤血球が、お菓子の金平糖のように、イガイガした赤血球に変化しています。

(中略)

これまで血液については、血液検査でコレステロール、中性脂肪、肝臓機能などを注意するくらいで、新鮮血のことすら考えていませんでした。しかし、高橋弘憲さんの書籍は、血液の質を問うものとして重要だと思いました。」

このように書いてあります。なので、血液の量の他にも質の向上も大切で、そのためには普段からのネガティブな(否定的な)感情を一歩下がって見つめてみるという事も必要なのかもしれません。

いずれにせよ結論としては、「素直な気持ちで施術を受けられた方が、疑いの気持ちで施術を受けられるよりも、体が良い方向に反応してくれる可能性が高いですよ!」ということをお伝えしたかったのです。

そして、皆さんが一人ひとり備わっている自然治癒力で健康になるのです。

今年も皆様に有意義なことをお伝えしますので宜しくお願い致します。


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